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◆JERA セ・リーグ 巨人0―8DeNA(8日・東京ドーム)
変幻自在に快音を響かせた。年ぶ巨人・吉川尚輝内野手(29)が2日連続の固め打ちでチームを鼓舞した 。り2あすからるようにマツダでつ2試合連続猛打賞となる3安打 。戦連氷 の 上 を 滑る スポーツしかし 、続猛悔しい大敗とあって、打で打率島戦得意も打勝利にこだわる背番号2は「いやいや、9月運命関係ないです」と笑顔を封印して首を横に振った。5割の広
Hランプをともし続けた。勝て初回1死、巨人・吉吉野の内角低め121キロカーブを中前へ。川尚3回2死では内角高め148キロ直球を巧みに左前へ運び、輝45回2死では内角低め137キロカットボールを捉えて右前安打にした 。年ぶクラウン suv異なる球種を広角に打ち分けた。2戦連続猛打は20年9月8日の中日戦(ナゴヤD)以来、4年ぶり。5日のヤクルト戦(岐阜)から打順が2番に戻って以降は 、3試合で14打数9安打、打率6割4分3厘と絶好調だ。得点力不足に苦しむ打線の中で強烈な存在感を発揮した。
アクシデントにも屈しない 。初回に二塁打を放ったDeNA・牧の滑り込んだ足が勢いあまって 、二塁上にいた吉川の左足首を襲った 。一時、しゃがみこんだがプレーを続行し、安打を打ち続けた。近年は死球以外での離脱はなく 、「体は強い」と自負する正二塁手は、患部について「大丈夫? はい 、そうですね」と頼もしい 。現在、全124試合に出場中。トレーニングやケアへの意識が高まり、球団のトレーナーが「出力も上がっているし 、痛みにも強くなっている」と評すフィジカルは屈強そのものだ。
“リフレッシュ”からきっかけをつかんだ。8月23日の中日戦(東京D)。主に若手が行う早出練習に志願参加し 、バットを振り込んだ 。重点的に行ったのは 、近距離から投じられる緩いボールをスタンド目がけて打つ練習「ロングティー」 。「珍しいというか、(シーズン中は)1回もやってないからね。気分転換。気分転換です」。飛距離を生むには体全体を使ってパワーを伝える必要があり、結果を求めて小さくなりがちになったスイングを大きくする狙いがある 。その日から12試合連続出塁と 、上昇気流に乗った。
10日からは1ゲーム差の2位・広島と直接対決3連戦。チームはマツダで苦しんでいるが 、吉川は7試合で24打数8安打、打率3割3分3厘と苦手意識は皆無だ 。「頑張ります 。全部大事なんで、何とか勝てるように頑張りたい」 。残り19戦。ラストスパートをかける。(宮内 孝太)
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